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1週間ほど前の話ですが、「臨時労働保険指導員」として労働基準監督署にて労働保険の申告受付の仕事を行ってきました。
当日は19件の申告書を受け付けて点検を行いましたが、そこで気がついたのは、「保険料の計算をする際に1,000円未満の端数を切り捨てずに実際の賃金総額に保険料率をかけている会社が多い」ということでした。
法律通り1000円未満の端数を切り捨てて計算しても10数円程度しか安くならないからそんなに気にすることもないというところでしょうか。
実際、端数切捨てをして計算したほうが安くなることを言って判断を仰ぐと、すべての会社さんがそのままでいいという返答をしました。
利益を確保するために費用を減らすべく苦労している会社さんも多いと思いますが、労働保険料を法律通りに計算することによって少額とはいえ支払いを減らすことにもつながります。他にもこのような例がないか、一度点検してみてはいかがでしょうか?